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1975年式
三菱自動車工業製 J-58改 J-54A防衛庁・自衛隊仕様
車両の細かな状態は写真毎に説明があります
上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
「三菱自動車工業製ジープ黄金期を支えたJ-58・・・。
常に憧れの存在、
究極プリミティブなジープが一線を超えた・・・!
1975年式三菱重工業製J-58改 J-54A自衛隊・防衛庁仕様はフリー・チャイルド全開大人心を鷲掴みにするマニア垂涎の一台!」
第二次大戦後からの目まぐるしい復興劇を背景に、当時の若者のエネルギーが大いに爆発した昭和30年代の青春像とは・・・!
まだ舗装道路がほとんど無い日本において、当時のジープが若者に与えた影響と、憧れの存在だった事を垣間見る事から今回ご紹介する「1975年式三菱自動車製J-58改J-54A自衛隊・防衛庁仕様」のリサーチを初めてみました・・・。
「マスコミの寵児(アイドル)・現代の英雄(ヒーロー)が、巨大な群衆の熱気と狂燥の中で、崩れ去った人間の愛と自由を求めて突っ走る!ある青春像・・・!」と、めちゃくちゃ熱く銘打った昭和38年公開の日活映画、石原裕次郎・浅丘ルリ子・芦川いづみ主演「憎いあンちくしょう」は、さながら米国映画「ルート66」を彷彿とさせる日本初のロードムービーとして、マスコミの寵児である主人公(石原裕次郎)とそれを追うマネージャー兼恋人(浅丘ルリ子)が、当時まだ高速道路が無い時代・・・、三菱製ジープとジャガーXK120で東京からひたすら一般道で日本列島を縦断し、九州阿蘇に辿り着くまでをドキュメンタリータッチで描く青春映画として、蔵原惟繕監督により製作公開されました・・・。
背景に映る昭和30年代の雰囲気と、当時の三菱製ジープとジャガーXK120が激走するシーンは実に斬新で、戦後の若者の迸るエネルギーを感じる「車好きおじさん系」にはたまらない映画の一本です・・・。
参考動画紹介・・・日活映画「憎いあンちくしょう」Youtube昭和38年公開当時の予告編が熱い・・・!
時代を2022年に戻し昨年の海外輸入車に目を向けても、ここ数年総輸入車台数が減る一方で無骨でタフなSUV系は米国製JEEPを中心として若者層から大きく支持され、輸入台数・売上数共大きく伸ばしており、人間が生まれながらにして本能で持つ「大地を自由に走り抜け、どこにでも行ける喜び・・・」はいつの時代も不変であり、乗り心地は悪く、雨が降れば濡れる、現在のシティ・サルーンと比較すると「不便の塊」とも言える・・・これほどプリミティブな乗り物が、いつの時代もエンスージアストの五感を刺激し「魅力の塊」に昇華するのがジープの魅力の原点です・・・。
「ウイリス・ジープに端を発する三菱製国産ジープは、
極東の国日本で独自の進化を遂げた・・・。」
ジープのルーツは米国陸軍用にアメリカン・バンタム社が米国陸軍の発注に対して開発したウイリス製MBに端を発します・・・。
タフで使い勝手に優れたウイリスMBは、1945年第二次世界大戦が終わると同時に、被占領下の日本の街々をあの独特の威厳に満ちた顔つきで走り廻る様になります・・・。
1949年にはウイリス・オーバーランド社と倉敷レイヨン(現在のクラレ)が共同出資し、倉敷フレーザーモータースを日本においての販売会社として設立・・・、朝鮮動乱の極東地域における対策拠点として修理・メンテナンスを実施する傍ら、1953年からは米国よりパーツを輸入してアッセンブリーのみ国内で行うというノックダウン生産を開始します・・・。
戦後の再建活動が活発になると、当時の警察予備隊から防衛庁など、この国産ジープは官庁用として多数納入され、時代に合わせた改良や、シチュエーションに応じたラインナップの拡大を図り、更に70年代に入ると民間用としてのグレードアップを繰り返しながら進化します・・・。
日本国内においての進化がこの三菱製ジープに独特のバリエーションと多様性を持たせた事が三菱製ジープとしての独自の魅力の形成となり、現在海外からも「古いウイリスをレストアするより、信頼性の高い三菱製を選択する方がベター」など声が多く聞かれる程となり、昭和初期の若者の心を大きく掴んだ三菱製ジープは1956年から2001年3月に生産を終了するまで、その生産台数実に20万2765台を記録する程、元祖SUVとしての大ヒット作となったのです・・・。
「前後ブラックアウト・ドライビング・ランプまで装着する・・・!限りなく本物に近いマニアックな一台1975年式三菱重工業製J-58改 J-54A自衛隊・防衛庁仕様・・・は入念なレストアを施され普通に乗れるジープだった・・・!」
※ブラックアウトランプと赤外線暗視用投光器は夜間管制灯の事です・・・
戦闘中に航空機から車両が発見されない様にしながら、味方との車間や位置を把握する為の投光器・・・)など錚々売っている代物ではありません・・・!
こだわりの詳細は是非動画でもご覧ください・・・!
北アルプスの麓、大自然に囲まれた環境で、羨ましい程素敵なライフスタイルを送っておられるオーナー様に「1975年式三菱重工業製J-58改 J-54A自衛隊・防衛庁仕様」を取材させて頂きました。
エンスーの杜の取材では、皆様大変な車歴の強者・・・!でいらっしゃる事を良く感じるのですが、このオーナー様の武勇伝も錚々たるもの・・・国産車ではギャランGTOに始まり、ハンドメイド117クーペ、そしてベレットGTまで・・・!時間軸を同じくしてフラット4の魅力にどっぷり浸透され、生涯乗られたビートルだけでも15台・・・!その後、フラット6に昇華されたのは言うまでもなく、80年代の911SからカレラCS・・・そして911ターボへと・・・クルマの魅力の真髄を酸いも甘いも知り尽くされた、その生き方からとても人間力溢れる大変魅力的なオーナー様です・・・!
また北アルプスの麓・・・である大自然に囲まれた羨ましいほどの環境ならではのエンスーライフとして、昔憧れたジープを回帰点とし、J-53に始まり、J-55・・・そしてJ-58と数台のジープのある生活を積極的に楽しまれておられます。
本日ご紹介する「1975年式三菱重工業製J-58改 J-54A自衛隊・防衛庁仕様」も当時乗っておられたギャランGTOに搭載されていたエンジン同様、三菱ジープ初の100馬力を達成した4G52型ASTRON・2000ccガソリンエンジン搭載車ということもあり、非常にマニアックな自衛隊・防衛庁仕様であった事に加えて内装・外装・下廻り機関共入念にレストアされた個体であった為、発見当時迷わず購入されたとの事でした・・・。
自衛隊・防衛庁仕様・・・実にマニアックな一台です・・・
外観やインテリアに「1970 J-54 P27」もしくは「J-54 P74式1/4t」とあることから・・・、そしてライフル・ホルダー、スコップ&アックス(斧)、前後ブラックアウト・ドライビング・ランプ、赤外線暗視用投光器、レンズカバー、無線機と外部無線機の非常に長い三段式アンテナ、外部への電源接続口とヘビーデューティなバッテリー・ケーブルなどから、この車が防衛庁・自衛隊仕様のJ-54Aタイプを模して「マニア垂涎のアイテム」が惜しげも無く使用され製作されたJ-58改であることがわかります・・・。
現在の陸上自衛隊でも車両の標準色として使用されるOD色、軍用車両専用色オリーブドラブで塗られた外装や、助手席前に貼られた防衛庁前面ガラスが割れてもダメージが半分で済み、任務に影響を与えないスプリット・グラスなど細部に至るまで「如何に本物に近づけるか・・・」実に拘って再現された本物に限りなく近い「自衛隊・防衛庁仕様」ミリタリーマニア涙ものの仕様なのです。
「取材後記・・・」
変幻自在なジープの魅力をとても愛されるオーナー様、大変この車を気に入っておられましたが、他に街乗用ジープがある為手元に来ても眺めることが大半・・・ほとんど乗ることが無い為、前向きな人生の心の整理・・・でマニア垂涎の個体を気に入って頂き「大切に引き継ぎたい」という思いのある新オーナー様との良縁があったならば・・・「是非とも楽しんで頂きたい・・・」と願っておられます・・・。
ジープへの憧れならずともミリタリーマニアには堪らない一台・・・。
まず探しても見つからない一台でしょう・・・。
「三菱自動車工業製ジープ黄金期を支えたJ-58・・・。常に憧れの存在、究極プリミティブなジープが一線を超えた・・・!1975年式三菱重工業製J-58改 J-54A自衛隊・防衛庁仕様はフリー・チャイルド全開大人心を鷲掴みにするマニア垂涎の一台!」
是非興奮の見学に長野県安曇野までお越しください。
▲この大変貴重な「1975年式三菱重工業製J-58改 J-54A自衛隊・防衛庁仕様」は現在、長野県にあります。
個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両は購入に際しては、自動車税の月割り精算並びに、リサイクル預託金のご負担をお願いいたします。また陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたします。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、クラシックカー・コレクタブルかーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは?!
エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。
本記事内容は2021年12月24日13時より約 3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと頂いた資料、また助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。
限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。
また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めてオリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなどの裏づけを全て取ってはおりません。状態等のコメントもあくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。
尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。